狩猟

狩猟の事故に繋がる原因5選|注意しておいて損はなし

狩猟では毎年のように「重大事故・怪我の事故・死亡事故」が発生しており定期的にニューになっている現状です。

確かに自然を相手に戦っている訳ですから危険がつきもので、油断すると命を落とす可能性がある場面ばかりになります。

ですので、注意するのは大前提なのですが、どんなことが狩猟事故に繋がるのかが分からないと思うので、この記事では事故に繋がる原因5つを紹介します。

もし、今後狩猟をしていきたいと思っている方は必ず目を通しておいてください。

記事監修:よっぴー(プロフィール詳細)
大日本猟友会所属・わな猟免許所持

2001年|香川県生まれ|何か特別な力を持っているわけでもない無難な人間|ポジティブ&行動力でカバー中。

狩猟は事故がつきもの

狩猟というのは冒頭でも紹介した通り自然を相手に戦うもので、危険と隣合わせです。

下手すれば事故に繋がるような場面も多く、山の中に入っていくと「蜂・蛇・蜘蛛」などの小動物に「熊や猪」のような大きい動物なども普通に生息します。

+山の中に入るとそれこそ遭難事故もありますし土砂崩れなどにも巻き込まれる可能性が無きにしも非ずな状況です。

ですので、事前に狩猟には事故がつきものだと言うのを把握しておきましょう。

狩猟の事故に繋がる原因5選

狩猟は事故に繋がりやすいと言うが、実際どんな原因で事故に繋がるのか?が疑問です。

ですので、ここでは個人的に感じた狩猟の事故に繋がるであろう原因を5つほど紹介しますので、ご参考ください。

原因1,ハンターの高齢化

狩猟の事故に繋がる原因1つ目は「ハンターの高齢化」です。

なんと言っても現在の狩猟業界ではハンターの高齢化が注目されており平均年齢が60歳を超えていると言う現状になります。

筆者の身の回りの方でも90歳80歳70歳などの方がほとんどで、それこそ20代のハンターは限られています。

そりゃ、年齢を重ねていくにつれ判断能力や咄嗟の行動ができないので、事故にも繋がりやすい原因となりかねるでしょう。

原因2,連携不足

狩猟の事故に繋がる原因2つ目は「連携不足」です。

狩猟はわな猟と銃猟があり、わな猟の方は基本的に連携プレーなどはありませんが、銃猟に関しては2,3人多い時は4,5 人で連携して1匹を狙います。

その際に常に連携を取り合わなければ、一瞬の判断で人を撃つ可能性があります。

ですので、狩猟に1番大切なのはこまめな連絡で動物を捕獲することは第二で考えて行動すれば危険性は減るでしょう。

原因3,目立つ服装の準備不足

狩猟の事故に繋がる原因3つ目は「目立つ服装の準備不足」です。

狩猟は基本的なイメージで言うとオレンジの帽子にオレンジ色のベストだと思います。

これは人間には目立つ色になっていて自然界には無い色なので、草木が覆い茂っていてもなんとなく発見することが可能です。

しかし、反対に地味な服装をしているとそれこそ上記で紹介した連携不足により誤射の原因になってしまう可能性があります。

ですので、狩猟をする際にはオレンジ色など目立つ色の服装をして行くべきです。

原因4,道具の不備

狩猟の事故に繋がる原因4つ目は「道具の不備」です。

わな猟であっても銃猟であっても色々な道具が必要で”#狩猟に使う服装&道具”で紹介しているのですが、道具があることで身を守れることもあります。

特に、わな猟であれば事前にきちんとわなの強度があるのか確認しておいたり、もし逃げた際に逃げる場所の確保であるなど。

色々なことを想定して動く必要があるので、道具も多くなるのですがそれで命を守れるのであればお安い御用だと思います。

原因5,慣れからくる油断

狩猟の事故に繋がる原因5つ目は「慣れからくる油断」です。

狩猟は初めの頃、緊張したり危険性があるのを分かっているので、色々なことに注意して行動するでしょう。

しかし、2,3回と活動していくにつれて慣れが生じてしまい油断してしまいます。

そうなるとそれこそ道具の準備不足や連携不足などに繋がるので、どれだけ慣れても最低限の注意を払って活動していきましょう。

まとめ:狩猟の事故について

本記事では「狩猟の事故に繋がる原因5選|注意しておいて損はなし」についてお話してきました。

狩猟の事故は毎年のように起こっており中には死亡事故などに繋がるものもあるので、十分に注意しなければいけません。

この記事では事故に繋がるであろう原因について紹介しましたが、原因を知っておくだけ事故を事前に防ぐこともできます。

もちろん、狩猟を危険ですのでこれだけで安心するのはいけないですが、しっかり対策をすれば怪我はあっても死まではいきません。

なので少しずつは慣れると思いますが車の運転と同じで適度な緊張感は持ちましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

他にも、狩猟に関する情報や豆知識などの記事もありますので、そちらもご覧ください。