狩猟

狩猟のあるある10選|どれだけ当てはまるのか

狩猟をしていると何度か同じような事態に陥ったり遭遇してしまうことが多々あります。

そんな狩猟で起こる”あるある”を色々な方の意見なども参考に、10個ほど選抜しました。

今後、狩猟をやっていこうと思っている方も1度は体験するようなことがありますので、事前に確認してみましょう。

もうすでに狩猟をしている方であれば「あ〜!確かにあるある」と共感していただければと思います。

記事監修:よっぴー
大日本猟友会所属・わな猟免許所持

2001年|香川県生まれ|何か特別な力を持っているわけでもない無難な人間|ポジティブ&行動力でカバー中。

狩猟のあるある10選

狩猟はコアな活動になるので、万人に共感していただけるようなものはありません。

ですが、狩猟をしている方であれば必ずと言って良いほど経験していると思うので、自分に何個当てはまるか確認してみてください。

あるある1,足跡を見ると興奮する

狩猟のあるある1つ目は「足跡を見ると興奮する」です。

狩猟ではわな猟でも銃猟でも確認するべきものが、狙っている鳥獣の痕跡などがないのか?と言うこと。

その中には「フン・穴掘り・ヌタ場」など色々な見方ができるのですが、猟師が1番見て興奮する痕跡は動物の”足跡”です。

例えば、イノシシであれば罠を仕掛けるポイントにもなりますし、熊などであれば銃猟などでの待ちポイントにもなります。

あるある2,獣道はどんな所でも探す

狩猟のあるある2つ目は「獣道はどんな所でも探す」です。

これは上記の”#あるある1”で紹介した足跡に似ているものですが、わななどを仕掛ける際には獣道があるのか?なども判断します。

その癖があるのか一般道で運転している時や普通に散歩しているだけなのにも関わらず獣道があると反応してしまいがちです。

と、言うよりはむしろ獣道があるのかな〜?と探しながら歩いてる時もあります。

あるある3,猟師同士の縄張り争い

狩猟のあるある3つ目は「猟師同士の縄張り争い」です。

狩猟では”#猟友会とは”では紹介した通り、三段階に組織ができておりハンターが所属する地方猟友会は1県にいくつかあります。

その複数の組織があるので、山によっては規定の組織が占領して縄張り主張をすることもあり度々トラブルにもなりかねます。

ですが、縄張りのルールなどはないのでルールさえしっかり守っていれば、土地の所有者の許可だけもらって罠を仕掛けましょう。

あるある4,発泡できない場所に獲物

狩猟のあるある4つ目は「発泡できない場所に獲物」です。

狩猟ではどこでも動物を捕獲して良いわけではなく市民の方の安全が1番で、色々と規制があり鳥獣保護区などもあります。

そのため、どれだけその地域内に目的の狩猟鳥獣が居るとしても、狩猟できません。

そう言うところに限って狩猟鳥獣が出現するのですが、なんせ狩猟できないのでそのまま鳥獣保護区などを抜けるまで待つ必要があります。

あるある5,撃った獲物が見つからない

狩猟のあるある5つ目は「撃った獲物が見つからない」です。

狩猟のイメージは基本的にイノシシやシカなどが多いですが、それ以外にカモやスズメなどの鳥を狙って猟をする場合があります。

その場合ある程度距離を取って狙う必要があるので、もし的中しても草むらなどに落下するとどこに落ちたか見失うでしょう。

ですので、撃つ際は下がどのようになっているのかなども把握して狙うことも大事です。

あるある6,家にどんぐりなどの餌が多数

狩猟のあるある6つ目は「家にどんぐりなどの餌が多数」です。

わなを利用して狩猟するのであれば、その付近に「どんぐりや米ぬか」などを撒くことで、わなにかかる確率が上がります。

なので、適度に餌を撒く必要があるため家にはどんぐりなどの餌が溢れかえります。

あるある7,早寝早起きが習慣

狩猟のあるある7つ目は「早寝早起きが習慣」です。

狩猟は基本的に本業でするものではなく副業として活動している方がほとんどなので、仕事前に活動するため早寝早起きが必須。

ですので、何もない日でも習慣になっているおかげで朝活ができて健康も最高です。

あるある8,見回りの日はぐっすり寝れる

狩猟のあるある8つ目は「見回りの日はぐっすり寝れる」です。

わなを利用した狩猟をする際はルール的には毎日確認する必要があるのですが、物理的にこれは不可能と言っても良いでしょう。

そのため、2~3日に1回は必ず山に登って見回りをするのですが、なんせ普段使わない場所+山に登るので疲労が半端ありません。

こうなると体を動かして疲れているので、夜寝る際はぐっすりと深い眠りに入ります。

あるある9,獲物が取れた時に雨が降る

狩猟のあるある9つ目は「獲物が取れた時に雨が降る」です。

わな猟をしていると地元の方などが捕獲できているよ!などと連絡してくれて最短(翌日)に行こうとするのですが、その日に限って雨が降ります。

こうなると山を登るのはさらに大変になる+めちゃくちゃ汚れるので、掃除をするのが大変と言う激苦労してしまいます。

できれば晴れすぎも嫌なので、適度な曇りが1番最高な天気と言えるでしょう。

あるある10,年間を通すと赤字になる

狩猟のあるある10つ目は「年間を通すと赤字になる」です。

狩猟に関しては色々なところでの出費が多く免許を取得するだけで最低2万円以上は必要で道具を完備すると10万は超えます。

それぐらい出費があるので、どれだけ有害鳥獣駆除の隊員になっていても、年間を通すと赤字になるのが当たり前です。

=狩猟をするのはある一定の収入があり、ボランティアで活動できるかどうかでしょう。

まとめ:狩猟のあるあるについて

本記事では「狩猟のあるある10選|どれだけ当てはまるのか」について解説しました。

狩猟のあるあるはこの他にも色々とありますが、あなたは上記10個のうち何個当てはまりましたでしょうか?

筆者の場合は、6~8個ぐらいには当てはまっていたので、ガチガチに狩猟の影響を受けて生活していることになります。

狩猟は外から見ると残酷な行為にも思えますが、中から見ると命の大切さや動物による被害を受けている方の意見など。

普段の生活では得られないものも得られる行動なので、この活動に誇りを持っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

他にも、狩猟に関する情報や豆知識記事などもあるので、ぜひそちらもご覧ください。