イノシシ

イノシシの倒し方について|突然の遭遇でも対応可能

倒し方を紹介している記事ですが、100%倒せる方法ではなく仕方なく対処する方法なので、その点はご了承ください。真似をして怪我した場合は自己責任です。

田舎の人からすればイノシシは共存している動物の一種ですが、滅多に遭遇することなく身近に感じる動物ではありません。

しかし、もし遭遇してしまった場合戦う必要があれば「どうやれば倒すことができるのか」と考えたことがあるでしょう。

これを現役の猟師が言えることといえば、イノシシを倒せるのは“猟師”のみと言うこと。

ですが、そんなこと言っても遭遇してしまう可能性もあると思うので、もし遭遇してしまったときの倒し方を紹介していきます。

記事監修:よっぴー(プロフィール詳細)
大日本猟友会所属・わな猟免許所持

2001年|香川県生まれ|何か特別な力を持っているわけでもない無難な人間|ポジティブ&行動力でカバー中。

イノシシは倒すことができるのか?

そもそも、イノシシを倒すことができるのか?についての結論は=可能だが戦う準備をしないと倒すことができないでしょう。

と、言うのもイノシシは人間を見ても逃げるどころか下手すれば突進してくるぐらい攻撃性を持ち合わせています。

YouTubeなどにあった動画では普通の車に対しても、怒れば攻撃を仕掛けるほどです。

特に、危険なのは子どもを連れている親個体でうり坊が可愛いからと不意に近づくと突進&噛みつきなどで死に至る可能性もある。

イノシシの倒し方3選

イノシシは基本的に狩猟者である猟師が専用の道具を持ってやっと倒せるような相手で、素手などで戦える相手ではありません。

しかし、たまたま遭遇した場合は日本にいる限り鉄砲などは持っていないと思うので、その際に活用できる倒し方を3つほどご紹介していきます。

倒し方1,木の棒で叩く

イノシシの倒し方1つ目は「木の棒で叩く」です。

イノシシの体は非常に硬く素手で思い切り殴ったところで100kg超えるような個体には何か触れたのか?程度で終わるでしょう。

しかし、一箇所でけ弱い部分が頭蓋骨の位置で、そこに木の棒などの硬いもので叩くことができれば気絶させることはできます。

ですが、これを不意に遭遇して突進してくるような状況でできるか?と言われれば無理ですので、こんな方法があるのか…と覚えておいてください。

倒し方2,少し大きめの石を投げる

イノシシの倒し方2つ目は「少し大きめの石を投げる」です。

上記の”#倒し方1”でも紹介しましたが、イノシシの体に人間が加えれる力では何もダメージを与えることができません。

これは木の棒であろうと大きめの石でもなので、なんせ頭蓋骨付近を狙う必要があります。

しかし、石に関してはどこにでもあるものでイノシシからすれば得体のわからないものが飛んでくるので、向かってこずに逃げる場合もあるでしょう。

なので、不意に遭遇した時に唯一戦うことができる道具は”石”ぐらいだと思います。

倒し方3,壁に追い込み衝突

イノシシの倒し方3つ目は「壁に追い込む衝突」です。

イノシシはこの記事で何度も出てくるように突進してくることが多いのですが、なんせ走ると直ぐに止まることができません。

特に、コンクリートのような道路であれば尚更で「乃木坂の”与田祐希さん曰く避ければ大丈夫」と言うように落ち着いて避ければ、大丈夫でしょう。

しかし、慣れていない人からすればそんなに落ち着いて対処できないと思いますが、頭に入れておいて損はありません。

この方法で避けることができるのであれば「壁際で避ければイノシシは自滅」する可能性があるのも考えられます。

突然の遭遇は逃げることに集中

上記の倒し方に関しては倒せる可能性があるものの、確実ではないので、もし不意に遭遇した場合は逃げることに集中して下さい、

イノシシは大きいものになれば100kgをザラに超えてきて突進されれば骨折は当たり前、下手すれば死に至るでしょう。

まだ、メスの場合は牙がないのでエグられることはないでしょうが、突進に関してはオス同様、子供がいればさらに強くなっているのは容易に想像できます。

ですので、突然イノシシに遭遇した場合は「高い場所or川の反対側or建物の中」などに即逃げ込むようにしてください。

もし、周辺に人がいるのであれば大声でイノシシがいることを伝えるようにしましょう。

まとめ:イノシシの倒し方について

本記事では「イノシシの倒し方について|突然の遭遇でも対応可能」についてお話してきました。

イノシシvs人間では素手や何も持っていない状態では到底勝てる相手ではなく、自分を守ることを意識しておく必要があります。

なので、この記事を読んで「あ、自分なら行けるかも!」と言う考えはご縁料下さい。

と、言うのも今までいくつものイノシシ被害の事故が起きており、狩猟のプロであろうとミスると大怪我に繋がることもあります。

もし、突然遭遇したのであればその場から静かに逃げるor刺激をせず後退りしてその場から離れることを優先しましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

他にも、狩猟に関する豆知識情報などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。