イノシシ

報奨金が必要ならイノシシのしっぽは必須|切り忘れに注意

狩猟者の中でも有害鳥獣駆除を任されている人に関しては、狩猟期間だけではなく1年中行える+報奨金を得ることができます。

しかし、報奨金を得るには厳重なルールができ、今までは市町村や自治体では統一したルールがなく不正申請をして多くの報償金を得てるケースがありました。

それからはルールとして「頭を右に向けた状態・白いスプレーで日付・耳+しっぽ提出」というものができました。

ですので、今回はイノシシのしっぽは報償金を得る上では必須について解説していきます。

記事監修:よっぴー(プロフィール詳細)
大日本猟友会所属・わな猟免許所持

2001年|香川県生まれ|何か特別な力を持っているわけでもない無難な人間|ポジティブ&行動力でカバー中。

報償金を得るにはイノシシのしっぽが必須

冒頭でも言いましたが、有害鳥獣駆除の活動をしていて報償金を得る場合には、どこの市町村でも耳+しっぽを提出する義務があります。

これはどれだけ信用されている猟師さんであっても、必ず一緒に申請する必要があります。

特に、初心者の方は猟友会に所属すると思うので、その際に有害鳥獣駆除隊員になっていなくてもしっぽや耳を切るシーンは見るでしょう。

なので、その際にもっと深く聞いても良いですし、自分1人で活動するためにも申請方法などを聞いておくことで勉強になります。

捕獲後はすぐに切ることで忘れ防止

しっぽはどれだけ信用されている猟師の方でも必須と言いましたが、中には切り忘れてしまい報償金を得れないという事態になることもあります。

この切り忘れを改善するためには、帰ってから切断するのではなくその場で撮影をした後に、その流れで耳としっぽを切りましょう

もし、一度に捕獲できる個体数が多い(うり坊などの大群)の際は、複数のしっぽと耳を入れる専用の服を持っておくべきです。

例えば、日付+個体番号をかける+密閉できると言えば”ジップロック”などがおすすめ。

有害鳥獣駆除でなければしっぽは意味なし

この記事の話はあくまで有害鳥獣駆除に選ばれた人でなければ関係ないことで、普通に狩猟をしている方は意味がありません

なので、しっぽや耳を切断しても意味がないので、そのような人は意識しなくてOKです。

むしろ、有害鳥獣駆除をしている人の個体ではできないのが、綺麗に全体を残した状態で毛皮をむぐ事ができるポイントになります。

このように自分にしかできないことを考えると狩猟がさらに楽しくなるでしょう。

まとめ:イノシシのしっぽの必要性について

本記事では「報奨金を得るならイノシシのしっぽは必須|切り忘れに注意」についてお話してきました。

報償金は狩猟を続けていくためには必須と言っても過言ではないので、イノシシのしっぽはきちんと切る必要があります。

ですので、切り忘れには十分注意すべきですが、その場で切れば忘れは防止可能です。

+でその場で切るのであれば複数匹の際に判別が難しくなるので、できればジップロックなどを使って分けるようにしましょう。

もし、現在有害鳥獣駆除隊員ではない方は報償金を得ることができないので、しっぽを切る必要はありません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

他にも、狩猟に関する知識や情報の記事がありますので、ぜひそちらもご覧ください。