イノシシ

イノシシの弱点や急所などについて|怖いからこそ正しい知識を知るべき

この記事ではあくまで情報であり実践で試すのは危険です。もし、実践して事故にあった場合は自己責任となります。

イノシシは厳つくて不意に目の前に現れると戦う気どころか怖いが勝ってしまいます。

これは人間にとって、武井壮さんだけしか戦うことができない相手ですので、怖くてビビるのは当然のことです。

そんなイノシシですが、完璧な動物ではないので「弱点や急所」などは存在しています。

ですので、この記事ではイノシシの弱点や急所などについて詳しく簡単に紹介しますので、ぜひご参考ください。

記事監修:よっぴー
大日本猟友会所属・わな猟免許所持

2001年|香川県生まれ|何か特別な力を持っているわけでもない無難な人間|ポジティブ&行動力でカバー中。

イノシシの弱点

まず、イノシシの弱点=弱い部分について紹介します。

見た目が厳つくてスピードがある分やはりカバーしきれない場所も多々あります。

弱点1,急な下り坂

イノシシの弱点1つ目は「急な下り坂」です。

イノシシは走るスピードが速く時速50kmぐらいで走ると言われているため、急な下り坂では対応しきれません。

もちろん走るスピードが早いからと言うのもあるのですが、体の構造上足が短いため突際に対応できないと言うのがあります。

と、言っても手加減して走ることはできるので、人間のスピードでは逃げ切ることはできないのではないでしょうか。

弱点2,人の痕跡

イノシシの弱点2つ目は「人の痕跡」です。

イノシシは厳つい見た目に睨みを利かす目をしているのですが、実はかなりの臆病者で人間の痕跡が残っていると近づきません。

例えば、人の汗がかかっているタオルや髪の毛などは噂レベルですが、イノシシ除けにもなると言われています。

1番の根拠で言うとイノシシの活動時間でして、イノシシは何もなければ昼行性ですが、人里に近いところで生息する個体は人間を避けて夜行性になるからです。

弱点3,自分より強い天敵

イノシシの弱点3つ目は「自分より強い天敵」です。

イノシシは現代の日本ではほとんど天敵がいないと言っても過言ではなくて、昔のようにオオカミなどが存在しません。

ですが、そうは言っても”#イノシシの天敵”で紹介したように、天敵は居るには居ます。

なので、そのような状態であれば弱点になるので、夜に散歩するのであれば飼い犬がいればまだ安心かもしれません。

弱点4,鼻の先

イノシシの弱点4つ目は「鼻の先」です。

イノシシは非常に鼻が利く動物で、色々な匂いを判断することができ、それこそ人間の痕跡などには敏感になります。

+イノシシの体の中では1番柔らかい部分で、攻撃が簡単に効くところでもあります。

ですので、上記3つとは違う部類の直接的弱点ですが、罠猟をする時には必ず関係する部類ですので覚えておきましょう。

イノシシの急所

イノシシの弱点は4つほど紹介してきましたが、あくまで弱点でありその部分を知ったところで何もできません。

ですので、ここでは完全に効果抜群であるイノシシの急所を3つほど紹介します。

✔︎下記で紹介する急所

急所1,心臓

イノシシの急所1つ目は「心臓」です。

これに関しては生き物は共通のことですが、イノシシの急所も心臓でして、その部分を1突きすると痙攣を起こして息絶えます。

しかし、厄介なことにイノシシの体は全身筋肉と骨の塊なので、生ぬるい刺し方をしてしまうとかえって苦しませてしまいます。

ですので、何回も突くのでなく首と体の付け根部分を正面から真っ直ぐ刺してください。

急所2,耳の裏

イノシシの急所2つ目は「耳の裏」です。

正直なぜ急所がここなのか?と言うのが耳の裏の部分でして、猟犬などが襲う時は必ずと言って良いほど耳の裏を噛みます。

これは動物の本能で弱い場所や急所を的確に噛むので、イノシシは耳の裏の部分が急所というのを知っているからこその行動だと感じました。

と、いうのも確実にイノシシは耳の裏を噛まれると嫌がる素振りをした後に確実に弱っているのが分かります。

急所3,頭〜鼻にかけて

イノシシの急所3つ目は「頭〜鼻にかけて」です。

罠猟をする際にどうにかしてイノシシの行動を抑えたいと思う時に生かされる方法が、硬い棒状のもので頭〜鼻にかけて叩きます。

これは正直残酷なこともあるので、比較的おすすめしませんがイノシシの動きを止めるために気絶させる方法です。

ですので、急所というわけではありませんが、当たりどころが的確であればこの場合でも急所になりうる可能性もあります。

弱点や急所を知っても勝てない

上記ではイノシシの弱点や急所を紹介してきましたが、人間が知ったところで生身の素手では勝つことはできません。

まぁ、この点については当たり前だと思いますが、絶対に自分から戦うことはNGです。

実はこのサイトでも”#イノシシの倒し方”と言う記事がありますが、これはあくまで可能範囲で絶対に挑戦してはいけません。

もし、突然見かけたり遭遇した場合は、走って逃げずとりあえず目を見ながらゆっくりと後退りするorなるべき高いところに逃げるようにしましょう。

まとめ:イノシシの弱点や急所について

本記事では「イノシシの弱点や急所などについて|怖いからこそ正しい知識を知るべき」についてお話してきました。

イノシシは見た目的に言うと最強!と言う感じが強いのですが、以外にも弱点や急所があるのも事実です。

ですが、そんな動物にすら人間は武器を持っていない限り戦うことができないのも事実。

なので、イノシシ=怖いと言うのはあるのですが、怖いからこそ正しい知識をつけておくことで回避できるかもしれません。

と、言っても突発的に遭遇した際には逃げることだけに集中することをおすすめします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

他にも、狩猟の情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。