猟友会

猟友会について完全解説|入会方法や実態などについて解説

これから狩猟を行いたい!という方、テレビで猟友会の特集をしてたけどどんな組織なのかなど気になっている方も多いでしょう。

そんな“猟友会”に入会したいと思っている方も、やはり何も知らないと怖いものです。

ですので、ここでは実際に猟友会に入会する手続き方法や入会にかかる費用などを具体的に紹介していきます。

記事監修:よっぴー(プロフィール詳細)
大日本猟友会所属・わな猟免許所持

2001年|香川県生まれ|何か特別な力を持っているわけでもない無難な人間|ポジティブ&行動力でカバー中。

猟友会って何!?

そもそも、猟友会とは何?ということの結論=狩猟者が集う一般社団法人になります。

猟友会と一概に言っても内部では三段階に分かれており「大日本猟友会(本部)→県支部の猟友会→地方支部の猟友会」です。

狩猟免許を取得したハンターは、基本的に地方支部の猟友会に所属するようになります。

この猟友会は国からも認可された組織ですので、人里にクマやイノシシが降りてきた際は通報が入り次第、警察などと協力して捕獲活動をする場合もある。

猟友会への入会方法

猟友会への入会方法は意外と簡単で5つの手順で入会することができます。

<猟友会に入会方法の手順>

と、いう感じになります。

この手順以外にも方法はありますが、1番簡単だと思いますので、ぜひご参考下さい。

手順1,狩猟免許を取得する

猟友会への入会方法の手順1つ目は「狩猟免許を取得する」です。

猟友会に入るためにはそもそも狩猟免許を取得していない状況では所属できないので、とにかく狩猟免許を取得しましょう。

手順2,地元の猟友会を検索&調べる

猟友会への入会方法の手順2つ目は「地元の猟友会を検索&調べる」です。

狩猟免許が取得できましたら早速猟友会に所属したいところですが、まず一度落ち着いて地元の猟友会などを調べましょう。

調べる理由は「きちんとした猟友会なのか、何か悪い噂は無いか」などを調べます。

これはSNSでも良いですし、それこそブログなども良いですが、1番は信頼ある人から情報を聞くということです。

手順3,決まり次第電話or FAXで連絡

猟友会への入会方法の手順3つ目は「決まり次第電話or FAXで連絡」です。

自分が所属したい猟友会を決めることができれば、次は所属したいというのを伝えるため電話or FAXで連絡していきます。

基本的には電話の方が早くトラブルがないので、とりあえず電話をして手続きをする日程の調整を行うようにしてください。

手順4,直接顔合わせをして手続きを行う

猟友会への入会方法の手順4つ目は「直接顔合わせをして手続きを行う」です。

日程の調整はこの直接顔合わせをして加入の手続きをするためのもの+人となりを知るために大切な手順の1つになります。

ここで加入ができましたら、色々な注意点を聞いたり、活動の範囲などを聞きましょう。

手順5,入会完了

猟友会への入会方法の手順5つ目は「入会完了」です。

上記の手続きなどが終わりましたら無事に”猟友会入会完了”になります。

猟友会に所属するためにかかる費用

猟友会に所属するためには”無料”ではなく”有料”になります。

そのため、猟友会に所属するためにかかる費用を簡単に表にしました。↓

<猟友会所属にかかる費用>

狩猟者登録 1,800円
狩猟税 5,500円~16,500円
猟友会年会費 約10,000円
ハンター保険 無料~50,000円

※猟友会所属した際の代行項目も含む

に、なります。

これは最低限の費用であり狩猟税や猟友会年会費、保険に関しては、毎年かかる費用もありますので、その点はご注意ください。

猟友会に所属するメリット・デメリット

猟友会に所属したらどんなメリット・デメリットがあるのか?となるでしょう。

ですので、ここでは猟友会に入ることで得られるメリットとん〜?となるデメリットを5つずつ紹介していきます。

✔︎下記で紹介する項目

メリット

  1. 全ての更新を代行して貰える
  2. 有害鳥獣駆除隊員になりやすい
  3. 狩猟仲間を増やすことができる
  4. わなや銃などの情報が手に入る
  5. 狩猟のノウハウを教えてくれる

デメリット

  1. 所属費用が多少必要
  2. 急な召集がかかる場合がある
  3. 講習会や会合が年に1~3回ある
  4. 先輩猟師の影響が大きい
  5. 狩猟以外の仕事が増えるかも

猟友会は入らなくてもOK

猟友会は狩猟免許を取り立ての初心者の方に関しては「所属した方がおすすめ」ですが、別に入らなくても全然OKです。

と、いうのも猟友会はあくまでハンターが安心・安全に狩猟ができるように存在する会社に過ぎず、猟友会に所属しなくても狩猟することはできます。

しかし、その分自分で「ハンター保険の加入・狩猟税の納税・免許更新」をする必要がありますので、その点は注意すべきです。

ですので、相対的に考えて猟友会に所属する費用約10,000円を省ける分色々な手続きを自分でするのを考えると猟友会の会費は安い方だと思います。

まとめ:猟友会について

本記事では「猟友会について完全解説|入会方法や実態などについて解説」についてお話してきました。

猟友会へ入会するのは自由ですが個人的には猟友会に入るメリットが大きく特別な理由がないのであれば所属すべきです。

特に、わな猟であれば1人でも活動できますが、銃を使う猟をしていく予定があるのであれば猟友会のメリットは絶大になります。

しかし、その分所属するための費用はかかりますし人間関係のリスクがあるかもしれないので、その点は見極める必要があるでしょう。

なので、猟友会に所属する際は色々な観点から判断して所属するのかを決めてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。🙇‍♂️

他にも、狩猟に関する情報や豆知識などもありますので、そちらもご覧ください。