狩猟

狩猟免許の取り方|初めてでも簡単な手順解説

この記事は香川県での取り方を中心に書いていますので、地域によっては一部異なる可能性があります。

狩猟を今後していこうと思っている方がどうしても外せない道が「狩猟免許の取得」です。

しかし、狩猟の免許と言っても車の免許と違い専門学校もなければどうやって申請すれば良いのかも明確ではないので、初めての人は困惑してしまいます。

実はこの筆者も当初情報が無さすぎてどうやって免許を取れば良いのかが分からなかったので、その経験を生かしてこの記事では”狩猟免許の取り方”を解説します。

ぜひ、今後狩猟をしたいと思っている方や免許の取り方が知りたい方はご参考ください。

記事監修:よっぴー(プロフィール詳細)
大日本猟友会所属・わな猟免許所持

2001年|香川県生まれ|何か特別な力を持っているわけでもない無難な人間|ポジティブ&行動力でカバー中。

狩猟免許の取り方

狩猟免許は思っている以上に簡単に取得可能で、4~5日間の時間を割ければ大丈夫です。

と、言っても具体的な時間配分やどのような手順で狩猟免許を取っていけば良いのか具体的に紹介していきます。

<狩猟免許を取る手順9つ>

  1. 住んでいる地域の狩猟情報を調べる(所要時間:30分)
  2. 住んでいる地域の役場or県の担当部署で書類を貰う(所要時間:30分)
  3. 必要書類を集めたり記入していく(所要時間:1~2日)
  4. 書類を所定の住所に配送or直接持っていく(所要時間:1時間)
  5. 記載した住所へ受験票が郵送されてくる(所要時間:0分)
  6. 試験の2~3週間前に講習会が開催される(所要時間:1/2日)
  7. 受験当日に必要な道具+受験票を持っていく(所要時間:1日)
  8. 合格通知書が1ヶ月以内に配送されてくる(所要時間:0分)
  9. 合格後狩猟登録を猟友会or自分で登録しにいく(所要時間:2時間)

と、言うのが狩猟免許を取得する一連の流れになります。

中には具体的に知りたい情報などもあると思いますので、1項目ずつ詳しく解説していきますので、ご参考ください。

1,住んでいる地域の狩猟情報を調べる

狩猟免許を取得しようと思い立ったら、まずはこのサイトを見ていただいているように検索窓に「狩猟+〇〇(住んでいる都道府県)」と入力してください。

すると住んでいる地域の行政が作っているHPに飛ぶので、そのページで「試験日・講習会の有無・必要な書類」などを把握しましょう。

2,住んでいる地域の役場or県の担当部署で必要書類を貰う

次に、受験の申請をする際に必要な書類を自分の住んでいる地域の役場or都道府県の首都にある担当部署に貰いにいきましょう。

中には地元の役場に問い合わせてもない場合があるので、時間に余裕がある方は県の担当部署に連絡して郵送してもらうのが1番安心で間違いありません。

3,必要書類を集めたり記入していく

必要な書類をもらった後は、書類を集めたり記入していくのですがその際に集める書類を簡単に紹介すると。→「診断書・収入印紙・証明写真」は必須になります。

他には、書類への記入をしなければいけないので「住所・名前・生年月日・免許の種類」などを頂いた書類に書いていきます。

4,書類を所定の住所に配送or直接持っていく

必要な書類を全て収集+記入することができれば、所定の住所に配送or直接担当部署に持っていくようにしましょう。

これに関してはお好きな方を選ぶのが良いと思いますが、個人的には直接持っていく方が間違い直しや、記入漏れを直すことができるのでおすすめです。

5,記載した住所へ受験票が郵送されてくる

受験の時に必要な受験票は書類に記入した住所へ試験日の2~3週間前ぐらいに郵送されてきますので、試験日まで失くさずに保管するようにしましょう。

おすすめの保管方法はクリアファイルに入れて冷蔵庫に磁石で引っ付けておくのが1番。

6,試験の2~3週間前に講習会が開催される

狩猟免許は専門学校があるわけではないので、基本的には独学で勉強するしかないのですが、猟友会or行政が合格しやすいよう事前に講習会を開催してくれます。

これは下記の”見出し2“で紹介しますが、一定の費用がかかりますし約2日間ほど参加する必要があるので事前に確認しましょう。

7,受験当日に必要な道具+受験票を持っていく

受験当日は必要な道具(筆記用具・狩猟読本・飲み物)+受験票を持って試験会場に適度な緊張をしつつ足を運びましょう。

早く行けば狩猟読本を確認しなおせるのでギリギリで行くより早めにいくのがおすすめ。

8,合格通知書が1ヶ月以内に配送されてくる

狩猟試験は筆記&実技の試験があり、筆記を先に実行してこの時点で合格しなければ実技に参加できないので、筆記の合否は直ぐに知ることができます。

しかし、実技試験の場合は猟友会の人が点を付けて判断するので、当日では結果を知ることができず約1ヶ月以内に配送されてくる書類で合否が確認可能。↓

9,合格後狩猟登録を猟友会or自分で登録しにいく

合格すれば狩猟期間に入る1,2ヶ月前に行政から「狩猟登録をしましょう」という書類が来るので、それに沿って手続きをしていくようにしましょう。

もしくは知り合いに狩猟者が居るのであれば猟友会に伝えて代理してもらうことも可能。

狩猟免許を確実に取るなら講習会へ行こう

狩猟免許の取り方については上記の手順を1つ1つやっていけば取得することはできますが、試験勉強についてが詳しく記載されていません。

これに関しては⑥で紹介した「試験の1~2週間前に開催される講習会」というものに参加して教科書の購入や実技試験などの勉強をしていきます。

この講習会には参加or不参加を選ぶことができるのですが、ほとんどの方が参加しなければ受からないので参加を選びます。

しかし、無料ではなく有料で開催されるので参加したくない方は動画&フリマサイトなどで教科書を購入して勉強しましょう。

一応、補足でいうと知り合いに狩猟免許を取ったことがある方ならば教科書やどんな感じで出題されるのか教えてくれるので、探してみるのもありです。

まとめ:狩猟免許の取り方について

本記事では「狩猟免許の取り方|初めてでも簡単な手順解説」についてお話してきました。

狩猟免許は現在住んでいる都道府県のHPで狩猟のページを探して「試験の開催日・講習会の有無・書類の貰う場所」などを見るのが1番正確です。

もし、これで分からないことがあるのであれば役場等に直接行くかもしくは狩猟を担当している都道府県の担当者に電話で聞きましょう。

そうすることで大抵のことは教えて頂けますし、詳しい書類の申請も回答してくれます。

なので、この記事では一通り狩猟免許の取り方を簡単に把握して詳しい内容は住んでいる行政に問い合わせるようにしましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。🙇‍♂️

他にも、狩猟に関する情報や知識の記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。