狩猟は免許を取得できるチャンスが年に2度※香川県の場合しかなくタイミングを逃せば、約1年間狩猟ができません。
と、言うのも特例を省くと狩猟の期間が固定されており、基本的には狩猟は冬のみです。
=狩猟免許が2月頃のテストとなるとすぐに合格しても狩猟者登録ができないので、1年間は見学等しかできないようになります。
そんな狩猟の期間について、この記事では解説していきますので、ご参考ください。
記事監修:よっぴー
大日本猟友会所属・わな猟免許所持
2001年|香川県生まれ|何か特別な力を持っているわけでもない無難な人間|ポジティブ&行動力でカバー中。
狩猟できる期間は11月15日~2月15日
狩猟できる期間については基本的に「11月15日~2月15日」というのが決まってます。
もちろん、都道府県によっては多少の前後があるのですが、11月15日~2月15日と思っておけば間違いはありません。
この期間については狩猟免許のテストでも出る範囲ですので、覚えておきましょう。
狩猟期間外でも狩猟ができる特例
基本的な狩猟期間は11月15日~2月15日ではあるのですが、特例でこの期間以外にも狩猟することができます。
ですので、ここでは狩猟期間外でも狩猟ができる特例3つを紹介していきます。
特例1,有害鳥獣駆除隊員であれば1年中可能
狩猟期間外でも狩猟ができる特例1は「有害鳥獣駆除隊員であれば1年中可能」です。
狩猟にはボランティアで行うものと仕事として行うものと2つのパターンがあり、後者の仕事で狩猟を行うのが”有害鳥獣駆除隊員”になります。
この隊員になれば仕事で鳥獣を捕獲するので、期間などが明確に決めれておらず基本的には1年中狩猟可能です。

特例2,イノシシ&シカは特別期間が設けられる
狩猟期間外でも狩猟ができる特例2は「イノシシ&シカは特別期間が設けられる」です。
狩猟鳥獣の中でも影響力が大きい動物や小さい動物などに分かれており、その中でもイノシシやシカはずば抜けています。
この場合は地方によって影響が違うので明確には言えませんが、11月15日~2月15日以外にも狩猟することが可能です。
地方によっては”ない”場合もあるため、気になる方は役場や公式HPをご覧ください。
特例3,行政機関からの要請
狩猟期間外でも狩猟ができる特例3は「行政機関からの要請」です。
狩猟は動物を捕獲するだけでなく一般市民の方を守るため人里にクマやイノシシ、シカなどが降りて人間に危害を加えるのを事前に防いでいます。
これは主に猟友会に所属している場合のみの状況で、急な要請で活動するため1年にどのタイミングで来るのかは分かりません。
が、この場合狩猟期間以外でも狩猟できますし、時には報酬も発生する場合もあります。
冬の鳥獣は脂が乗って最高なジビエ
狩猟期間は主に11月15日~2月15日で”冬”なので、捕獲することができた鳥獣にはお肉にはめちゃくちゃ脂が乗っています。
脂が嫌いな方は苦手かもしれませんが、脂が乗っているお肉で焼肉をすると美味も美味なので、ぜひ試してみてください。
中にはイノシシのオスのように発情期を迎えると匂いが多少臭くなったり硬くなったりするので、その点は注意です。
まとめ:狩猟ができる期間について
本記事では「狩猟ができる期間について|11月15日~2月15が猟期」についてお話してきました。
狩猟は1年中いつでもできるものではなく、きちんと11月15日~2月15日と表示されているので、守る必要があります。
もちろん、誰かに監視されているわけではないので、コソコソやろうと思えばできますが、そこまでリスクを負う必要はありません。
その場合はきちんと”有害鳥獣駆除隊員”になれるよう手続きをすれば狩猟を仕事としてできるだけでなく1年狩猟ができます。
今後、狩猟鳥獣の急激な増加やハンターの減少による影響があり期間が変わる可能性もあるので情報収集は常にしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。🙇♂️
他にも、狩猟に関する知識や情報などの記事もありますので、ぜひそちらもご覧ください。