狩猟

狩猟免許に必要な診断書を貰う手順&方法|意外と簡単に取得可能

狩猟免許を取得する際の書類にはいくつか記入するものがあるのですが、その中の1つに「診断書」と書かれた紙があります。

初めて狩猟免許を受ける方からすれば、これって自分で書いても良いの?や実際に病院に行くの?という疑問が出てくるでしょう。

結論をいうと、診断書は実際に病院に行って診察をしてもらう必要があります。

その際に、どのような手順や方法で貰うのか、何を注意して貰うべきなのかなどについて下記で詳しく解説していきます。

記事監修:よっぴー(プロフィール詳細)
大日本猟友会所属・わな猟免許所持

2001年|香川県生まれ|何か特別な力を持っているわけでもない無難な人間|ポジティブ&行動力でカバー中。

狩猟免許に必要な診断書って?

そもそも、狩猟免許に必要な診断書って何?ということを説明するとこんな感じです。↓

診断書とは免許を取得する上で、適切な判断ができる状態なのか?などを病院の先生が判断し、OKを出すというものになります。

こちらは狩猟免許を受験する上では必須な書類になっているので、実際に病院に足を運ぶ必要があります。

しかし、中には診断書自体を拒む病院もあるため病院に行く前に電話で「狩猟免許の診断書」を書けるか確認しましょう。

診断書を貰う手順&方法

診断書を貰う手順は非常にシンプルです。

と、言っても具体的にどうやって取得するのかの情報がないので、ここでは具体的に手順&方法を解説していきます。

<診断書を貰う手順&方法>

  1. 役所などの行政から診断書書類を貰う
  2. 診断書を+1,2枚ほどコピーをする
  3. かかりつけor精神保険指定医に電話確認
  4. 書類を持って病院に行く
  5. 診察を受ける
  6. 診断書&領収証を貰う
  7. 役所などの行政に郵政or持ち込み

と、7つのステップで完了です。

あとは、1つ1つどのようにするのか具体的に解説します。

手順1,役所などの行政から診断書書類を貰う

診断書を貰う手順&方法1つ目は「役所などの行政から診断書書類を貰う」です。

まずは、診断書も入っている書類を役所などの行政から貰いましょう。

手順2,診断書を+1,2枚ほどコピーをする

診断書を貰う手順&方法2つ目は「診断書を+1,2枚ほどコピーをする」です。

書類を貰ったら何が入っているのか確認し、診断書と書かれた紙だけを取り出してコピー機で1,2枚コピーしましょう。

コピーする理由に関しては下記”#注意3”で紹介しているので、そちらをご参考ください。

手順3,かかりつけor精神保険指定医に電話確認

診断書を貰う手順&方法3つ目は「かかりつけor精神保険指定医に電話確認」です。

次に、病院が関わってくるのですが、直接病院に行くのではなくまずかかりつけor精神保険指定医に電話をしましょう。

そこで、狩猟免許などの診断書を書いて貰うことができるか確認してください。

手順4,書類を持って病院に行く

診断書を貰う手順&方法4つ目は「書類を持って病院に行く」です。

診断書を書いて貰うことができると言われたのであれば、診断書+コピーしたものをクリアフィイルに入れて持っていきましょう。

手順5,診察を受ける

診断書を貰う手順&方法5つ目は「診察を受ける」です。

診察を受ける場合はいつもの感じと変わらず受付で、電話したものというのを伝えて他のお客様同様待合室で待ちましょう。

この診察の際に確認される項目が↓

<診察項目>

  1. 総合失調症の有無
  2. そううつ病の有無
  3. てんかんの有無
  4. 認知症の有無
  5. アルコール薬物などの中毒

※全てWikipediaへ飛ぶリンクですので詳しく知りたい方は見てみてください。

の、5項目を聞かれます。

もし、この中で当てはまるものがあれば病院の先生には正直に伝えるようにしましょう。

手順6,診断書&領収証を貰う

診断書を貰う手順&方法6つ目は「診断書&領収証を貰う」です。

無事診察を終える事ができれば、サインをいただいた診断書と領収証を忘れずに貰うようにしましょう。

診断書は当たり前ですが、領収証に関しても補助金関連で必須なのでお忘れなく。

手順7,役所などの行政に郵政or持ち込み

診断書を貰う手順&方法7つ目は「役所などの行政に郵政or持ち込み」です。

診断書を無事に貰うことができれば、他の書類を全て記入+集めて指定の役所などの行政に郵送or持ち込みで完了になります。

診断書を貰う上で注意すること

診断書を貰うためには上記のような手順を踏めば簡単に取得できるのですが、3つだけ診断書を貰う上で注意することがあります。

  1. 歯科病院は診断書を書くことができない
  2. 嘘の情報で通すと病院に迷惑がかかる
  3. 2,3枚事前に書いてもらう方法が確実

の、3つです。1つずつ詳しく解説すると。↓

歯科病院は診断書を書くことができない

診断書を貰う上で注意すること1つ目は「歯科病院は診断書を書くことができない」です。

上記では、大抵どこの病院でも診断書を貰う事ができると言いましたが、1つだけできないの病院が”歯科病院”になります。

これは色々なところに記載されているので、間違えることはないと思いますが、歯科病院以外に行って診断書を貰いましょう。

嘘の情報で通すと病院に迷惑がかかる

診断書を貰う上で注意すること2つ目は「嘘の情報で通すと病院に迷惑がかかる」です。

狩猟免許を受ける上での診断書にはいくつかの項目が設けられており、その項目を元に病院の先生は診断をしてくれます。

その際に質問をいくつかされるのですが、その際に嘘の情報を伝えるのはやめましょう。

これに関しては当たり前と思われる方がほとんどだと思いますが、もし嘘をついて病院の先生が診断をしてサインをした場合、責任が病院に行く可能性があります。

なので、決して嘘の情報を伝えずしっかりした情報を伝えるようにしてください。

2,3枚事前に書いてもらう方法が確実

診断書を貰う上で注意すること3つ目は「2,3枚事前に書いてもらう方法が確実」です。

役所など行政からもらう事ができる診断書は1枚しかないのですが、これではもし紛失したり濡れたりすれば再度行く必要があります。

そのため、病院に行く前に診断書のコピーをして+1,2枚持ち病院にいきましょう。

きちんと病院側に理由さえ言えば費用に関しても1枚分で書いてもらう事ができます。※病院によって異なるので確認必要。

診断書の費用

診断書の費用は病院のよって異なり、筆者の場合は3,300円でしたが他の方の情報では4,000円、4,000円以上などがあります。

そのため、明確な費用に関しては言えませんが、大体3,000~5,000円を見れば大丈夫。

まとめ:狩猟免許に必要な診断書について

本記事では「狩猟免許に必要な診断書を貰う手順&方法|意外と簡単に取得可能」についてお話してきました。

狩猟をするに当たっては色々な障害が出てきますし、ましてや銃を扱う可能性のあるものなので、診断書は必須になります。

そのため、もし嘘をついて診断書を貰ってしまうと、銃関係の事件が起こった際には病院に対しての責任問題になりかねます。

そこをきちんと把握した上で診断を受ければ問題ないので、気軽に診断を受けましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。🙇‍♂️

他にも、狩猟に関する情報や豆知識の記事などもありますので、ぜひそちらもご覧下さい。